タグアクションの使い方

タグアクションとは?

タグアクションは、メモにタグを付けるだけで自動的にアクションが実行される便利な自動化機能です。

例えば:

  • 「重要」タグを付けると → 自動的に赤文字で表示される
  • 「今日やる」タグを付けると → 1日後に自動でタグが外れる
  • 「買い物」タグを付けると → 「ToDo」タグも自動で追加される

主なアクション一覧

ver3.4.0から新たに追加された「Notionに保存」についてはコチラ

ver3.5.0から新たに追加された「AIプロンプト」についてはコチラ

1. 現在日時に更新

最新のメモとして起票しなおして最下部に表示します。

使用例

  • 「週1確認」タグを付けたメモが、毎週1回メモリストの最下部に移動
  • 定期的にチェックしたい情報を見逃さない

活用シーン

  • 重要な情報の視認性向上
  • 確認を習慣化したいメモの管理

2. 重要度を変更

メモの重要度を自動的に設定します(1〜5の範囲)。

使用例

  • 「重要」タグ → 重要度5に設定(赤文字表示、ウィジェットにも表示)
  • 「完了」タグ → 重要度1に設定(横線が引かれる)

活用シーン

  • 重要な情報の強調
  • 完了したタスクの自動整理
  • 優先度の可視化

3. 指定タグを外す

指定のタグを自動的に削除します。

使用例

  • 「今日やる」タグ → 1日後に自動で外れる
  • 「一時保存」タグ → 1週間後に自動で外れる

活用シーン

  • 一時的なステータス管理
  • 期限付きのタグ整理
  • 自動クリーンアップ

4. 指定タグをつける

他のタグを自動的に追加します。

使用例

  • 「買い物」タグ → 「ToDo」「外出」タグも自動追加
  • 「AプロジェクトPR用」タグ → 「Aプロジェクト」の大カテゴリ用タグも自動追加

活用シーン

  • 関連タグの一括付与
  • ワークフローの自動化
  • カテゴリ分類の効率化

5. AIサマライズから除外

AIサマライズ機能の対象から除外します。

使用例

  • 「AI除外」タグ → AI処理されない

活用シーン

  • 個人情報の保護
  • 機密情報のコントロール

設定方法

1. タグアクションの設定手順

  1. 「メモにタグ付け」ダイアログでタグを長押し
    • 「タグを編集」画面が開きます
  2. 「アクションを設定」をタップ
    • タグアクション設定画面に進みます
  3. アクションタイプを選択
    • プルダウンメニューから実行したいアクションを選択
    • 必要に応じてパラメータを設定
  4. トリガーを設定
    • いつアクションを実行するかを選択
    • 「タグを付けた時」「X日後」「1日1回」「週1回」「月1回」から選択
  5. 保存
    • 「保存」ボタンで設定完了

2. 実行のタイミング

即座に実行

  • 「タグを付けた時」トリガーは、タグ付与と同時に実行

遅延実行

  • 「指定日数後」「1日1回」「週1回」「月1回」は翌日以降から開始
  • アプリ起動時またはバックグラウンドから復帰時に条件チェックして実行

実践的な活用例

基本的な使い方

「このタグもつけて」
「買い物」タグ
└ 「外出」タグを自動追加

上位カテゴリや関連タグを自動で付与。「A案件アイデア」タグをつけたら「Aプロジェクト」も自動追加、みたいな使い方。

「明日教えて」
「明日教えて」タグ
├ 1日後に現在日時に更新
├ 1日後に重要度5に変更
└ 1日後に「明日教えて」タグを外す

そのメモについて翌日にあらためて思い出させてくれます。

「来週教えて」
「来週教えて」タグ
├ 月曜日に現在日時に更新
├ 月曜日に重要度5に変更
└ 月曜日に「来週教えて」タグを外す(1回でいい場合)

週次で確認したい情報の管理に便利。

「毎月1回見せて思い出させて」
「毎月確認」タグ
└ 毎月1日に現在日時に更新

戒めや目標、大切にしたい考え方など、定期的に目に触れさせたい情報に。写真付きメモだとより効果的。

「メモを選んでサマライズしたい」
「日報用」タグ
└ 1日後にタグを外す

その日のレポートしたいメモをタグ付け。タグフィルタ状態でAIサマライズで振り返り。翌日には自動でタグが外れます。

毎日「今日やること」はリセットしたい!
「今日やること」タグ
└ 1日後にタグを外す

拡張:
「明日やること」を1日後に外して、「今日やること」を付与すると前日から計画も。

ちょっと発展した使い方

タスクの進行ステータス管理
「実行待ち」タグ
└ 重要度4に変更(通常のメモより強調)

「進行中」タグ
├ 重要度5に変更(作業中であることを強調)
└ 「実行待ち」タグを外す

「完了」タグ
├ 重要度1に変更(横線を引いて完了状態)
├ 「実行待ち」タグを外す(直接完了させた場合)
└ 「進行中」タグを外す

タスクの状態変化を管理。ステータスのタグをつけると関連タグが自動で整理されます。

習慣カードのアイデアバンクを2段活用
事前:「振り返り」タグを習慣カード「アイデアバンク」にプリセット

「振り返り」タグ
├ 「アイデア」タグを追加(永続管理用)
├ 土曜日に現在日時に更新
└ 土曜日に「振り返り」タグを外す

習慣カードで日々蓄積したアイデアを、週末に振り返る機会を作ります。

実行の仕組み

連鎖実行

「指定タグをつける」で追加されたタグにアクションが設定されている場合、そのアクションも自動実行されます。

実行順序

1つのタグに複数のアクションが設定されている場合、上から順番に実行されます。

循環参照の防止

無限ループを防ぐため、最大10回の連鎖実行で自動停止します。

よくある質問

Q: タグアクションは何個まで設定できますか?

A: 1つのタグに最大5つまでのアクションを設定できます。パフォーマンスを考慮して適切な数に留めることをおすすめします。

Q: タグアクションを一時的に無効にできますか?

A: 現在のバージョンでは一時無効化機能はありません。必要に応じて設定を削除してください。

Q: 「指定タグをつける」で循環参照になったら?

A: 自動的に停止する処理が組み込まれています。

Q: タグアクションの実行履歴は確認できますか?

A: 現在は実行履歴機能はありませんが、24時間以内にエラーが発生した場合はメモにエラー情報が表示されます。

Q: アクションはいつ実行されますか?

A: アプリ起動時またはバックグラウンドから復帰時に条件チェックが行われ、条件を満たしている場合に実行されます。

まとめ

タグアクション機能を使うことで:

メモ管理の自動化 – 手動での整理作業を大幅削減

ワークフローの効率化 – 関連するタスクを自動化

情報の見逃し防止 – 重要なメモの自動強調

柔軟な期限管理 – 時間経過に応じた自動処理

ぜひ様々なパターンを試して、あなたにぴったりのメモ管理システムを構築してください!

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